親鸞聖人 二十四輩


僧侶「安静至邦」による、二十四輩のお寺巡り。


真宗教団の根幹~高田の専修寺~


高田山(たかださん) 専修寺(せんじゅじ)
二十四輩第二 真仏
場所:栃木県真岡市高田1482


浄土真宗は親鸞聖人を宗祖とし、大きく十派に分かれていますが、ここ専修寺は真宗高田派の「本寺」とされているお寺です。真宗高田派の「本山」は三重県津市にありますが、親鸞聖人の発願により建立された栃木県高田の専修寺が元々の根本道場です。

親鸞聖人は7年間この地に滞在され、お念仏の教えを伝えられました。滞在されたこの地域を「高田」といいますが、親鸞聖人在地の当時から多くの門弟の方々が念仏の教えをよりどころとされ生活をしていたことから、関東で最も有力な「高田門徒」という大きな教団であったそうです。


御影堂

専修寺山門の傍には、参拝者を出迎えるように巨大な欅の木が植えられており、こちらは樹齢800年と言われ、親鸞聖人お手植えの欅だと伝えられています。山門の内に入りますと、広い境内(お寺のお庭)には、親鸞聖人や高僧方の御影像(御木造)をご安置する「御影堂」、一光三尊仏のご本尊をご安置する「如来堂」、日本一の大きさを誇るお釈迦様の涅槃像をご安置する「涅槃堂」、そして聖徳太子の御木造をご安置する太子堂など、様々なお堂を見ることが出来ました。夏の時期には、その広い境内の中で大きな夏祭りも開催されるなど、地域と密着しているお寺のようです。


如来堂

現在の専修寺は輪番(りんばん)といわれる、お寺の護持をされているお坊さんが在中されており、参拝者のご案内をされています。それぞれのお堂は、外回りは落ち着いた雰囲気ですが、お堂に入ると一転して華美な荘厳に目を奪われます。如来堂のご本尊は、長野県の善光寺から、親鸞聖人直々に「一光三尊仏」(阿弥陀如来・勢至菩薩・観音菩薩)をお迎えしたものであるそうです。御本尊は秘仏として、17年ごとに開帳されるようです。
専修寺は、親鸞聖人の御在世当時の姿を伝える御旧跡であることを、肌で感じる参拝となりました。


三谷草庵

専修寺でのお参りを終えたのち、お寺から2km程の山腹にある小庵を訪れました。その小庵を「三谷(みや)草庵(そうあん)」といい、親鸞聖人が専修寺の造営中に実際に生活をされていた仮住居です。裏手の高台には、「弘長二(1262)壬戌年十一月建立」および「開山聖人御草庵跡」と刻まれた石碑が残されています。現在の草庵は、復元されたものとなってはいますが、約1年間親鸞聖人が専修寺の完成を待ちわびつつ過ごされた情景が目に浮かぶようでした。

合掌


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